ライツのユニバーサルステージ「UT2」
Leitz Universal Rotating Stage "UT2"
SN. 3201
落射偏光試料用の回転ステージです。
2軸で回転します(顕微鏡の回転ステージと合わせることで3軸で回転します。)
ユニバーサルステージは、結晶軸(光学軸を持つ結晶の構造)を分析するために使用されます。 顕微鏡の光軸、接眼レンズの十字線のN&S方向、および結晶の屈折率の対称面に対して、垂直面でそれらが一致するように結晶を回転させます。
現在ではX線解析の曲図形の測定法が発達したため、ユニバーサルステージほとんど使用されなくなりました。
ステージとアクセサリーが一式で揃っています。
ケースも良い状態を保っています。
研磨標本ブロック用のユニバーサルステージです。
岩石を樹脂に円柱状に埋め込んだ研磨標本ブロックをステージ面に載せて表面を落射偏光で観察します。
ステージにはダンパーが組み込まれています。(画像6枚目を参照)
XY方向にステージを移動することができます。(画像7と8枚目を参照)
ロックレバー(赤色の矢印)でステージを固定できます。
UT2のライツカタログの画像は透過仕様のみです。(画像14枚目を参照)
回転試料ステージにユニバーサルステージUT2を装着した顕微鏡「ライツ オルトルックスⅡ」(画像16枚目を参照)
※出品内容に顕微鏡は含みません。
【落射仕様のUT2はライツのカタログにも載っていないため、実物はおろか写真でも見る機会がありません。ライツの知られざるアイテムです。】
カテゴリー:
テレビ・オーディオ・カメラ##望遠鏡・光学機器##顕微鏡