昔の顕微鏡
三葉光機製作所の プリンス顕微鏡 PK型です。
ルーチン検査顕微鏡
SN.1066
1951年(昭和26年)の製造品
顕微鏡の詳細
高さ約 約 32.3cm
幅 12.6cm
奥行 17.8cm
重さ 4.5 kg
接眼レンズ(3本)
5倍
8倍
10倍
対物レンズ(3本)
10倍
40倍
100倍(油浸レンズ)
顕微鏡はクリーニング済の状態です。
接眼レンズや対物レンズ、ケースは全て「PRINCE」の純正品です。
駆動系の動作(鏡筒の上下動、絞り開閉、等)に問題はありません。
顕微鏡の機械的鏡筒長は 170 mmです。
100倍の油浸レンズを使用する際には、ドローチューブを170mmの位置まで引き延ばして使用します。
ラック・アンド・ピニオンギヤを拡大した画像(画像6枚目を参照)
斜めに切られたラックギヤとピニオンギヤは歯の形状が揃っています。どちらのギヤの歯にも損傷個所はありません。
コンデンサーレンズの開口数は1.2です。
その下のフィルター受けにはブルーフィルターがあります。
【標本観察画像(画像16~18枚目を参照)】
標本:胎盤(人)H&E染色
観察倍率:100倍、400倍、1000倍
※標本組織中の赤い赤血球がはっきりと見えるので、対物レンズの状態はどれも良好です。
【主観ですが、プリンス顕微鏡はどこか気品のある顕微鏡です。古い時代のものには珍しく今でも顕微鏡全体に光沢があり今でも美しい状態を保っています。
顕微鏡、保管ケース共にほぼ欠品がありません。接眼レンズと対物レンズの見えは良好で、今でも実用品として使用できます。保存状態の良好な顕微鏡です。】
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