備長炭、研ぎ出しヘッドシェルです。
備長炭は約1200度の炭焼き釜の中で焼け残った物で構成されステンレスより硬く多孔質構造で1gあたりの表面積はテニスコート数面分とか、言わば空洞だらけなので外寸換算の体積ではマグネシウムより軽くバラツキはありますが比重1.4あるか?、 ガラスと同じように衝撃には弱いが外圧には強いくネジレ、ユガミ、タワミは皆無とも思われる質感で、材料取りや研ぎ出し過程で出てくる亀裂、穴などで非常に歩留まりは悪いが天然素材の中でシェルには最適な材料です。
他の黒檀、紫檀、柿など硬い木を使った作品は材質ごとの音色の違いを期待し作りますが、備長炭は全くと言ってよいほど融通が効かない物だけに「カートリッジとアームの性能に影響を与えずただその繋ぎ役に徹する」そんな感覚で作っています。
*違いの分かるリスナーの方に使用して頂きたい逸品です。他に類の無い備長炭の質感も充分に満足して頂ける事と思います。
この作品は生育環境のよい場所で育った素材のものか? 直径6センチの備長炭から研ぎ出した物で背面が真っ直ぐな線で覆われ特に深いキズもなく数少ない物です。数時間しんちょうに研ぎ込み原型を作りシリンダーとカートリッジ取付け穴の加工をし更に数日かけて研ぎ込み作り上げた作品で、すじょうが良く天然の仕上げ砥石で研ぎ出した背面は太めで正目のような柄が、均等に空洞が形成されているのか今まで手掛けた材料の中でも軽く感じます。 素材が良いので材料を残すとの思いで少しガッチリ目、オーソドックスな形状に仕上げました。
ウキペディア等で「備長炭とは」を調べるとオーディオとの関わりを知る事ができます。
最後の写真、自身は加工時に手がすべり工具で傷つけてしまった物を使用していますが遊び心でアクリル絵の具で金継ぎ風にしたりし楽しんでいます。
指掛けは紫檀の木から削り出し仕上げた物です。
* シリンダーにわずかなキズがあります。
* 備長炭は硬い物の上に落とせば破れる、当たれば欠ける恐れがあります。(ガラス食器同様に通常使用では簡単に壊れることはありません)
* このシェルを使って他の機器等に損害を与えた場合でもその賠償及び対応は出来ません。
* 申し訳ありませんが値引き対応は出来ません。
* 上記 承知して頂いた上での購入をお願いします。
* お届けはメルカリ便ネコポスです。
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