自作スピーカーは自由なのです
どんな形でも大きさでもユニット構成でも決まりはありません
本作は初めてのウーハーユニットの逆マウントです
きっかけはパイオニア製S-N702-LRという型番のスピーカーのウーハー
今売ったら単品1本2万以上しそうな豪華なダイキャストフレーム
そんな凄いユニットをパイオニアはバッフルザグってフレームの厚さを見えなくしてました、何ともったいない
製作者は何とかこの豪華なフレームを見せたい
で、いっそのことで天板に逆マウントでフレーム丸出ししてみました
フレーム丸出しっていうかおケツ丸出し(笑
ツィーターは断線したビクターS-X5のツィーターのフレームに
SONY製ドームツィーターをドッキングしています
尚、断線したユニットのマグネットはバランス取るため底面に固定
キャビは全て12㎜MDF材、オフホワイト塗装
縦250 横180 奥(突起含む)250 各㎜
さて音です
音像が前に出てくるのでは無く、上部に浮遊した感じです
初めて味わう感覚
正面向いたツィーターと上部フルレンジでディレイが生じるのかエコー感もあります
上面向けたユニットに円錐形を被せて音場型としているスピーカーが良くありますが本機はダイレクトに拡散の音場型
若干中高域に濁りを感じる部分がありますが、気になる場合は上部ターミナル〜ウーハー間に小容量のコイルを入れてハイカットすれば解消されるはず
でも製作者はこれも味としてスルーの方が良いかと
トータルでの音の評価は低域〜高域までバランスの取れた出来、小型の箱の割に低域も充実してオールマイティ
どうしてもおケツを出したスタイルが嫌、子供の教育上良くないという方のために上部ユニットはリバーシブルになっています
六角レンチでビスを外し、ケーブルも外して中のコネクタと接続、ビスを締め直せば「いわゆる正しいスタイル」のスピーカーになります
その場合高さは190㎜に収まります
おケツ出した子1等賞
夕焼け小焼けでまた明日
また明日
次、何しよっかな
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