http://153.127.246.254/pdf/2013-03-15/82685.pdf
2006年3月発売
経年の割には綺麗です。
上級機の技術を投入したプリメインアンプ。
パワーアンプ部にはPM8001で開発した新回路レイアウトを採用しています。
このレイアウトでは整流回路や平滑回路をパワートランジスタと同一基板に配置しており、信号経路の最短化とパターン幅の極太化を可能にしています。これにより一層の低インピーダンス化を実現し、瞬時供給電力を高める事で強力な磁気回路を持つスピーカーへの対応を図っています。
電源部のブロックコンデンサにはマランツのカスタム品(15000μF)を搭載し、整流回路には高速応答性に優れたショットキーバリアダイオードを採用しています。また、電源トランスはコア材料を吟味する事で電流容量を向上させています。
これらによってPM6001は従来モデルの約1.5倍の瞬時電流供給能力を獲得しています。
ボリュームアンプとパワーアンプには電流帰還型回路を採用しています。
電流帰還回路ではハイスピードで高域の位相変化が少なく、帰還量が少なく済む、低インピーダンス化に有利などの特長を持っています。
インプットバッファー回路を採用しており、入力ソース間の相互影響を抑えて特性改善を図っています。
特にCD入力端子には独立した専用のバッファー回路を搭載しています。
マランツ独自のHDAM-SA回路を採用しています。
HDAM-SAは一般のオペアンプでは実現できないハイスルーレートなアンプモジュールです。HDAM-SA回路はこれと同等の回路を基板上にダイレクトに実装したものとなっています。PM6001ではインプットバッファー部、プリアンプ部、パワーアンプ部の合計10ヶ所に搭載しています。
トーンコントロール回路にはPM8001と同様にアクティブフィルター型トーンコントロールを採用しています。
この方式では位相特性の変化が無く、センター位置では完全にフラットな特性となります。
フロントパネルにはヘアライン仕上げを施したアルミ材を採用しています。
✴︎電源コード、リモコン付。
ワイヤレスリモコンが付属していますが、動作未確認の駄目おまけとして頂ければ幸いです。
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