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アーム駆動メカニクスメンテ等を一式行い動作良好のテクニクス SL-7です。
“MM型で聴くリニア機ならSL-7が最良”との評価どおりの良音プレーヤーが本機で,海外では昔もいまも人気No1がSL-7です。
付属T4PカートリッジはテクニクスEPC-P30。これにテクニクスの透明ノブの美品針が付きます。適合性に加え針先の状態も極めて良好です。
両CHからの良音出力確認済。
アクリルカバーには浅い傷が多少ありコンパウンドでの研磨を行いましたが完全には取り切れておりません。
アッパーキャビネットに線状傷がありワックスで研磨後ここのみ再塗装。
側面・背面,底板表面には目立つ傷や汚れはなく清拭のみ。底板内外は清掃清拭。
本機の弱点である蓋ロック機構に破損なし。
スイッチカバーは研磨。プラッター側面も錆なく綺麗で清拭。
4個のインシュレーターには亀裂なく,2個で撓みがあって脆弱な部位を予防的に補強。安定性は良好で清拭清掃しラバー保護剤塗布済。
直出しのケーブル類も清拭しましたがもともと綺麗でRCA端子部分は軽研磨。
整備後じゅうぶんなランニングテストをLPとEP盤にてリピートモードで行い動作良好です。
取説コピーも同梱し,付属品が揃っておりすぐに使えます。
以下は具体的整備内容:
・内外清掃と清拭
・アクリル部分研磨
・キャビネット/側面清拭
・アッパーキャビネット再塗装
・SWカバー研磨
・ケーブル清掃清拭
・底板内部清拭
・トーンアーム駆動部整備
― アーム駆動モーターの固着除去後に注油
― ギヤとプリーの古いグリス除去後グリスアップ
― レール清掃後グリスアップ
― 駆動ゴムベルトを新品角ベルトに交換
・レコードクランパーにグリス補給
・始点調整
・針圧調整 1.250g
・アームリフターに注油
・プラッターと下面清拭
・スピンドルに注油
・インシュレーター2個の撓み部を予防的補強
・メイン基板点検
・底板は表裏を清掃清拭
・ケーブル清拭しRCA端子部は軽研磨
※以下「オーディオの軌跡」より
Technics SL-7 ¥70,000(1981年頃)
LPジャケットサイズのフルオートプレイヤー。
定格
電源 AC100V 50Hz/60Hz DC12V
消費電力 16W
外形寸法 幅315x高さ88x奥行315mm
重量 6.6kg
カテゴリー:
テレビ・オーディオ・カメラ##オーディオ機器##プレーヤー